*始まりの紋章*
「はぁ、はぁ、おい、ちょっと・・・走り過ぎだろオレら・・・!」
「・・・体力ないなお前。だが、もうここで最後になりそうだから、頑張れよ」
フリックの声にシーナが顔を上げる。
「・・・あれは」
皇王の間へと続く広いホール。巨大な扉の前に、ただ一人立っている男が見えた。
見覚えのあるその姿に、セフィリオが小さく声を零す。
「・・・レオン?」
「お久し振りですマクドール殿。・・・まだ、彼らに手を貸しておられたのですな」
追い詰められているのにも関わらず、少しも威厳を崩さずに彼は向かってくる相手を眺めていた。
その視線を止めたのは、セフィリオの小さな声。かつての主の姿に、レオンは小さく苦笑してみせる。
シュウの策に嵌り、あちこちに火傷を負っているが、背を真っ直ぐに伸ばしている姿に痛みを感じているようには思えなかった。
けれども、それが彼なりの精一杯なのだと言う事は、重々理解できる。
レオンから数歩離れた先で立ち止まったオミ達に、彼は重苦しい声で言葉を告げた。
「・・・良くここまで辿り着かれた。アルジスタ軍主殿」
「・・・・」
レオンは決してオミの名を呼ばない。彼にとってオミが幾ら皇王ジョウイの大切な相手であっても、『オミ』は『国』の敵なのだ。
連戦激戦を潜り抜けてきた相手に、鋭い目つきで睨まれるが、オミは怯えもなくその視線を正面から受け止める。
静かに見返したオミの眼差しに何を感じたのか。ふと、レオンは表情を緩めて、言葉を続けた。
「・・・良い目をしているな。ジョウイ殿が惹かれるのも分かる気がするが・・・・このままここを通す訳にはいかん」
レオンの後ろに見える扉の先が、きっとオミ達が目指していた最後の場所なのだ。
先ほどから、ちりちりと右甲の紋章がひどく重い。何かと共鳴しているのか、紋章の力が外に出ようと身体の中を暴れまわる。
「・・・でも、僕は。僕らは、ここで退く訳には行かない!」
あの扉の向こうにジョウイが居ると思うと、オミの足が自然と前に出た。
その瞬間、ふわりと密度を増したのは、室内に満ちた魔力の渦。
「・・ッ駄目だ!!」
「うわぁああ!!!!」
セフィリオの声ですら遅く間に合わない。オミの足が触れた地面から、突如荒々しい紋章の力が目を覚ました。
まだ実像を留めてはいないが、それでも、その影から吹き付ける魔力の強さに、誰もが息を飲む。
吹き飛ばされたオミの身体は、真後ろにいたセフィリオが何とか抱きとめたが、それでもオミは酷く荒い呼吸を繰り返していた。
「・・・今、紋章が・・・オミの『力』を喰らった?これは・・・・」
魔力に長けたルックだからこそ見えた、一瞬の捕食。
オミだといえ、ここまで辿り着くまで幾つもの剣撃を浴びている。流れる血は少なくない。
その血を媒介にしたのだろうか。青い顔を更に青く染めたオミは、暫く立てそうにも無かった。
そんな様子を眺めて、レオンは静かに告げる。
「・・・これは、紋章の本体。この部屋が・・・いや、この城全体がこの紋章の宿主と言っていいだろう」
そう言いつつ、レオンは懐から短剣を取り出した。数歩歩いて、地面に描かれた紋章の前で足を止める。
「お前の血も特殊なのだな。・・・幾人もの兵や村人を食らって、ようやく力の片鱗を呼び出せた紋章を、ただ触れただけで目覚めさせるとは」
最後の食事だと言う様に、レオンは自分の腕を深々と斬り付けた。
流れる血は濃く、赤い。
ボタボタと地面に落ちた其処から、ぼんやりとしていた影が、はっきりと姿を現し始めた。
「私の血も少々特別な物だ。戦いの影に代々受け継がれてきた、濃い『軍師』の血。血に飢えた獣の餌には持って来いだろう」
そうレオンの声が響いた瞬間、まだ明るい空の色が差し込んでいた部屋の中は、一気に別の空間に染められた。
真っ黒な、真っ暗な世界の中で、輝いて見えるのは、目の前で解放を歓ぶ銀の獣の姿のみ。
「さぁ!勝利を得んが為に戦ってきたのなら、倒してみせろ!!アルジスタ軍主、お前の力で!!」
そんなレオンの声さえ嘲笑うかの様に、銀の獣は劈くような咆哮を上げた。
-----***-----
ドン・・・・!
突如、ルルノイエ城が嫌な音を立てて揺れた。
その地響きは城から離れた門の所まで届き渡り、頭上からぱらぱらと小さな瓦礫を降らせる。
「・・・何だ?」
堅固たるルルノイエ城がこれほどにまで揺れるとは何事かと、門の外でシュウが呟いた。
ホウアンにより処置されたお陰か、火傷の傷はさほど痛まない。
けれども、怪我の為に安静を余儀なくされたシュウは、それでも戦地から立ち去る事はせず、皆と共にオミ達の帰りを待っていたのだ。
「こんな、城が崩れそうになるなんて・・・シュウ兄さん、まさか」
ミューズでの惨劇を覚えている者なら、その想像は容易い事だった。
「あぁ、恐らく・・・・目覚めたのだろう。遂に、あの紋章が」
ルカが目覚めさせようとしていた、血に飢えた獣の紋章。
あの紋章が完全に目覚めた日には、都市同盟や王国軍などの境も何も無く、この地は混乱と血に染まるだろう。
狂皇子と呼ばれたルカが望んでいたように。
「・・・でも、大丈夫ですよね」
不安は消えないままだろうに、アップルはシュウに向かって平然と笑いかけて見せる。
信じているのだ。誰よりも、我等が軍主の帰りを。
彼らが戻ってくると言う事は、獣の紋章をも打ち倒して、都市同盟が勝利したという証。
「・・・あぁ」
城の中の情報はまだ何一つ得られていないのだけれど、不思議と負ける気がしない。
運命は、今大きく傾いている。アルジスタの勝利に向かって。
だが、いまだ戦いは終っていない。
不適に笑みを深めたシュウの耳に、突然斥候の声が響いた。
「ご報告致します!停滞中の我が軍を目掛けて、王国軍が攻めてまいりました!軍勢、およそ五千!」
「・・・・あちらもまだ諦める気はないようだな」
「!いけません!シュウ殿、動いては・・・!」
立ち上がろうとしたシュウを、ホウアンはもう一度座り直させる。
「痛みが治まったとて戦地で出来る治療は応急処置のみなのです。今動いたらまた痛みに苦しむことになりますよ」
「・・・だが、では誰が軍を引くと言うのだ」
「私が・・・!シュウ兄さん、私だって軍師の端くれ。この陣は私に・・・お任せ下さい!」
「アップル・・・」
まだ幼い少女の頃から知っている目の前の女性は、いつの間にこんなに強くなったのだろう。
「では、私も。王国軍の動きなら読み切れます。準軍師としてお力をお貸し致します」
「・・・クラウス」
そうだ。何も一人で戦っている訳ではない。まだ、仲間がこんなにいるのだから。
自信に満ち溢れた二人にシュウは小さく、だが力強く頷いた。
「あぁ、では、頼む・・・!」
「はい!」
「お任せ下さい」
二人は、手馴れた様子で軍を整え、あっという間に陣を敷いてしまう。
いつも遠くから眺めているだけでは分からなかったが、何時の間にかこんなにも成長していたらしい。
「じゃあな、俺も行ってくるぜ。お前はそこで、オミ達の帰りを待っててやれ」
「・・・あぁ」
シュウと共に手当てを受けていたビクトールは、あっさりと立ち上がり戦場へと歩いていく。
ビクトール自身も傷を受けているけれど、そんな彼を誰も止めやしない。
「・・・歳は取りたくないものだな」
「何を仰いますか。まだお若いでしょうに」
「・・・あぁ、もう少し身体を鍛えておくべきだったよ」
今も尚、ルルノイエ城は小さな振動を繰り返している。
中心部に居るのは恐らくアルジスタの軍主。シュウから見ればまだまだ幼い子供。
けれど、誰にも敵うわけがない。
オミの中に輝く光に、誰が勝てると言うのか。
「役になど立つまいが・・・動けないのならばせめて祈っていよう」
無事に、我等の元へ戻ってくるようにと。
-----***-----
地響きの消えない足元に軸足を取られながらも、フリック、シーナが立て続けて剣技を浴びせる。
銀狼は、レオンの血でさえそれが限界だったかと言うように、上半身のみが具現化していた。
双頭と左右の前足。その四種の部位の間を繋ぐように、レオンの血に染まった紋章が更に血を求めて輝いている。
「なんだよこれ・・・!刃が当りもしねぇ!!」
幾度太刀を浴びせても、銀狼と剣の間に幕のようなバリアが発生するのだ。これでは攻撃が出来ない。
「セフィリオ!オミは、まだか・・・!?」
全員に庇われるように、オミはまだ床に膝を付いたままであった。
隣から支えてくれるセフィリオの腕はありがたい。けれども、このままここで膝を付いているわけにもいかない。
「・・・っ・・・」
動かないのは身体だけだ。視界も、音も、思考もはっきりしている。
顔を上げたオミは、フリックの剣とバリアが弾き合う瞬間、ほんの数秒もない瞬間だが、それをはっきりと見て取った。
「カスミ・・・!飛び道具は・・・?」
「オミ様・・・はい、御座います」
「狙って・・・、投げて」
バリアを発生させているのは恐らくあの中心の紋章。直接紋章を斬りつけに行くには、手足と双頭が邪魔だ。
告げられたカスミは、オミの言葉を聞き取った直後、間髪入れずにクナイ五本を全て外さずに紋章へと叩き込んだ。
パン・・・ッ!
薄いガラスが割れるような音を立てて、紋章の輝きが消える。
「今だ!」
フリックの叩き込んだ剣技は、バリアに阻まれることもなく銀狼の右頭に直撃する。
その瞬間、咆哮を上げた紋章に、ルックが素早くシーナに告げた。
「天蓋を、急いで」
「あ、あぁ・・・?」
言われるままに、シーナは土の紋章を発動させた。紋章の攻撃を無効化する『守りの天蓋』だ。
途端、当りは青い月の色に染め上げられ、激しい光が全てを焼き尽くした!
「・・・・セーフ・・・あと少し遅かったら・・・アレまともに喰らってたな」
「御託はいいから続けて唱えて」
月の光で天蓋は消えたが、誰一人傷を負っていない。まだ、戦いは始まったばかりだ。
「・・・はぁ!!」
劈くような咆哮を上げる紋章は巨大で力強く、手強かった。
戦いなれた彼らでも、深手さえ負ってはいないものの、長引けば結果は見えている。
「・・・セフィリオ、もう大丈夫だから」
青い顔のまま、それでもオミは気丈に立ち上がる。その足元はふらついてさえいない。
いつまでも庇われている訳にはいかないと、オミは果敢にも立ち上がったのだ。
「真の紋章本体に紋章の力の効果は薄い。特に、この紋章は五行聖闇属性に属している訳でもない」
「うん、部位によって弱点が違うみたいだね。・・・大丈夫、紋章は使わないから」
参戦したオミに、ルックが告げた言葉にもオミは頷いて返して見せた。
ただ見ていただけだったけれど、その間に特性と弱点を見切っていたらしい。
「・・・そう。特別な紋章でなければ・・・この紋章は止められないよ」
「・・・分かってる」
けれども、戦うことを諦める事など出来はしないから。
「うぁあ!!」
「!フリック・・・!」
叫び声に視線を向ければ、右頭を剣が貫いたと同時に、左足で背中を引き裂かれたようだ。
マントが裂け、辺りに濃い血の匂いが漂う。
続けて倒れたフリックを襲った左腕は、その瞬間には黒い闇の中に飲み込まれていた。
「・・・少々手を抜き過ぎたみたいだね。そろそろ本気で行こうか」
左手に棍を持ち替えて、構えているのはセフィリオ。先程の闇は彼の紋章の力だ。
「・・・うわすげ・・・。飲み込んじまった・・・・」
黒い闇が消えてしまえば、先程まで左足があった場所にはもう何も無い。
オミは、倒れたフリックに駆け寄った。
「フリック・・・!これはまさか、毒・・・?」
血の色がやけに黒いのだ。オミよりも青ざめたフリックの顔に、オミが僅かに右手を上げる。
「・・・死にはしないよ。だから、使わなくていい」
オミからフリックを受け取って、ルックは回復の言葉を紡ぐ。緑の風に包まれて幾許か苦痛は和らいだようだ。
「オミ、時間をかけても勝機はない。一気に行ける?」
右手に棍を持ち替え、セフィリオが尋ねる。オミは、残るは左頭と右足のみ。
「はい・・・!」
力強く頷いたオミの声とほぼ同時に、輝きを失っていた獣の紋章が、チカリと光を呼び戻した。
-----***-----
ジルとピリカは、口の堅い王国に献身的であった数人の護衛とメイドに連れられて城から逃がす事が出来た。
揺れ続ける城・・・それはあの紋章が解放されたということ。
「・・・そうか、レオンは」
ジョウイの紋章では打ち滅ぼせなかった真の紋章を、オミ達アルジスタ軍にぶつけると言ったのは、最後の手であったはずだ。
獣の紋章が解放された今、もう王国軍は負けたも同然。紋章にオミ達が勝てなかったとしても、王国はこのまま破滅への道を辿る。
ハイランド、都市同盟だけでは済まされないだろう。目覚めた獣の紋章は更に凶悪化し、近隣の大地までも次々に飲み込んでいく。
それは、ルカが望んでいた世界。・・・・平和とはかけ離れた世界の姿となるだろう。
「僕は・・・」
今ジョウイがやるべき事は終った。全て。・・・いや、もう一つ残っているが、彼が今出来る事はそうそうない。
けれど、このまま黙ってその時を待つだけで本当にいいのだろうか。
「オミ」
ジンと、右手が痺れている。戦っているのだ、この片割れは。今も。
全てを静寂に戻す為に、この血に平和をもたらす為に。
「・・・・諦めるのはまだ、早いかな。・・・・ナナミ」
すぐ近くに居るような気がしてならない、懐かしい幼馴染の空気。
誰よりもオミの傍で、誰よりもオミを守ってきた義姉だから。
「・・・僕も、オミを守りたいよ。力を・・・」
立ち上がることさえ苦労するこの身体。けれど、ジョウイは導かれるように右手を前に差し出した。
右手の甲に重ねて左手も添える。
目を閉じれば、懐かしい声が耳に届いた。
『・・・・ありがとう』
多分きっと、これがジョウイの聴いたナナミ最後の言葉。
-----***-----
「紋章が・・・!」
カスミの声に、全員が息を飲んだ。
潰したとばかり思っていた核の紋章球が突然、再び眩しい光を放って目覚めたのだ。
「コレじゃキリが無いぜ?!」
「カスミ!シーナ!左足だ!早く左足を倒すんだ!・・・回復魔法を使ってる・・・!」
「は・・!」
オミも同時に走り出して、柔らかい癒しの魔法が形になる前に留めを刺そうと飛び掛る。
だが。
残った左の頭が咆哮を上げた瞬間、あたりは真っ白な悪魔に包まれた。
白い吹雪は霰となり雹となり、最後には鋭い氷まで成長する。
「うわぁあああ!!!!」
巨大な氷柱が全員を包み込み、一気に割れる。
身も凍るような吹雪と氷の刺に肌を裂かれ、それをまともに浴びたシーナとカスミは床に倒れていた。
「シーナ!カスミ・・・!」
オミは大して傷を受けていない。それに気付いて顔を上げれば、頬を撫でる柔らかな風に気付いた。
「・・・ルッ・・・ク!」
今まで、血など流した所を見たことが無いルックが、肌を裂かれ、オミの前に立っていた。
傷口は次第に凍り血は大して流れないが、突き刺すような痛みと冷たさは、身体の自由を確実に奪っていく。
「ルック!何で・・・!」
「・・・さぁ、何でだろうね・・・ッ・・・」
そのまま、ルックもその場に頽折れる。手を差し伸べようとした時、オミはもう一度愕然とした。
身体が動かないのではない。庇われるように抱き込まれていたから、怪我も負わなかったのだ。
まともに浴びたルックの傷とは違い、こちらはぽたぽたと血を流し続けている。
その身体には、力が無い。
「・・・セフィリオ・・・?」
声をかければ、いつも何かの反応をくれるのに。
今は、顔を上げる事も、微笑む事も、オミの名を呼び返してくれることもなく。
オミの身体を庇うように倒れたまま、ぴくりとも動きはしない。
「セフィリオ・・・!ルック、カスミ、シーナ!・・・フリック・・!」
幾ら叫んでも、誰一人として身じろぐ者さえ居なかった。
「何で・・・、どうして、みんな・・・・」
今この場で意識を持って目覚めているのは、庇われて守られたオミだけだ。
フリックも、その身を毒に侵されたまま、動かない。
意識をも奪われた仲間達の散々たる有様に、オミはふと右手に力を込めた。
確かに、使えばもう立ち上がることさえ出来なくなるかもしれない。
けれど、今使わなければ・・・このまま全員死ぬことになるのは見えていた。
「・・・・」
オミは、セフィリオを腕に抱き支えたまま、紋章に向かって右手を差し伸べる。
床に座り込んだままのオミに対して、銀狼は威嚇するように吠えるが、オミは顔色を変えずに紋章にだけ集中した。
『力』が欲しいと願ったことはない。
けれど、強くなりたいとはいつも思っていた。
誰かを傷付ける強さではなく。
誰かを守る為に求めた・・・・――――『強さ』
目を閉じて、意識の全てを紋章へと集中させる。身体の力全てが吸い取られるように感じたが、何とか意識だけは保ち続けた。
その中でも、紋章の力が大きく巨大になっていくのが分かる。眩しく、暖かく。全てを包み込むような光。
『オミ・・・大丈夫、守ってあげるからね』
懐かしい呼び声で、名前を呼ばれた。
たった一日聞かなかっただけなのに、ひどく懐かしく感じるその声。
同じくして力を溜めつつある紋章の中に、盾の輝きではない別の力を感じる。
それは、黒き刃の力。ジョウイの、最後の力。
黒き刃は輝く盾の力と混ざり合い、聖でも闇でもない新たな力を呼び覚ます。
「・・・負けない」
獣の紋章は、オミの紋章の力を怯えてか、ありったけの攻撃を繰り返すが、最強の盾と義姉の守りに守られたオミへ届く事は無かった。
オミは、静かに目を開ける。
一人ではないのだと。ここまで辿り着く為に借りた様々な人の手。
オミを守るよう、力を貸してくれた大切な義姉と幼馴染。
今、この場にたった独りでも。
触れ合うセフィリオの体温が、それを教えてくれるから。
「我等が真なる始まりの紋章よ・・・。今こそ創世の静かなる力を持って、この争いを鎮め給え・・・・!」
NEXT
⊂謝⊃
ノリノリ(笑)戦闘シーンは嫌いなんですが。(笑)なんでこんなに楽しそうに書いてるんでしょうか俺。(笑)
いや、分かってるんですよ理由は!嬉しい事がいっぱいあったのv(喜)
さてさて本文ですが。最後の最後でこういう展開になるとは俺も思ってなかったけど!!(笑)
戦闘シーンと坊主を絡めるって難しいよ!ていうかルック美味しすぎ!(笑)
セフィリオさんあんまり出番が・・・・(苦笑)
はい、これでルルノイエの戦闘はお終いです・・・が、まだお話は続きます(笑)
ラストまでもうちょっと!のんびりとお付き合いくださいませvvv
ではでは、ありがとうございましたv
斎藤千夏 2005/06/21 up!